今日の絵本「スイミー」
我が家では日曜日は夫がお腹の子に絵本の読み聞かせをする日です★
いつの間にか夫が自発的に始めました。予行練習だそうです笑
今日も図書館で1つ絵本を借りてきて、私&お腹の子に読んでくれました^^
「スイミー」
定番中の定番ですね!^^
小学校の時、教科書にも載ってた気がします。
あらすじ(ネタバレかも。でもまぁみんな知ってるかw)
小さな黒い魚のスイミーは、海でたくさんの仲間たちと暮らしています。
ある日、大きな魚に仲間がみんな食べられてしまいます。
一人難を逃れたスイミーは、広い海を冒険し、世界の広さ・面白さを知ります。
スイミーがもっともっと泳いでいくと、小さな赤い魚達の群れと出会います。
彼らは大きな魚を恐れて、岩陰から出てこうとしません。
さて、そこでスイミーが考え付いたアイディアとは…?
さすが、名作は何度読んでもすごいです。
スイミーの「みんなで大きな魚になって対抗しよう」という賢さもさることながら、
自分自身の「一匹だけ黒い」という強烈な個性を存分に活かす閃きがすごい。
普通は「人と違う」ということは居心地が悪いものです。
できれば違うことを隠したい。少なくとも私はそうです。
でも「スイミー」では、人と違うということをちっとも「マイナス」なこととして描いていない。人と違うということは、「人ができないことをできることだ」、と超ポジティブに捉えています。
レオ=レオニの絵本に「フレデリック」がありますが、それも同じようなメッセージが込められてますよね。フレデリックも大好きです。
スイミーやフレデリックを我が子に読んであげて、
人と違うことを個性として前向きに捉えることのできる、自己肯定感の強い子に育ててあげられたらと思います。
そしてそうするにはまず、親である私が、我が子に人と違うところがあっても、それを個性と前向きに捉えて接してあげなければならないということを、改めて気付かされました。
昔から人の目ばかり気にしがちな私ですが、気を付けなければいけませんね…。
大人になってもなお、大切なことを教えてくれてありがとう、スイミー^^
そして、読んでくれた夫にも、ありがとう^^